FTSEの今後の見通しはどうなんだろう?
高配当が魅力だけど、下落するようであれば、ロスカットリスクもあって怖いなあ
こういった疑問にお答えしていきます。
高配当が魅力のFTSE100投資。CFD取引の中でも、最近人気が高まっていますね。
しかし、ブレグジット(イギリスのEU離脱)の問題もあり、今後の見通しや下落リスクを気にしている方も多いのではないでしょうか?
本記事では、FTSE100の今後の見通しや下落リスク、おすすめレバレッジを解説していきます!
それではいってみましょう。
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・FTSE100の今後の見通し
・FTSE100の下落リスク
・損失を避けるための「おすすすめレバレッジ」と「想定年利」
目次
結論: FTSE100は今後も緩やかに上昇を続ける
結論、FTSE100は配当メインの投資先としては魅力度抜群です!
理由は、今後も一時的な下落はありながらも、中長期では緩やかに上昇すると予想できるからです。
その背景を解説していきます。
まずはこれまでのFTSE100のチャートをみてみましょう。
FTSE100 過去チャート
過去約50年チャート
こちら過去約50年のFTSE100のチャートです。
右肩上がりで伸び続けているのが分かりますね。
一方、2000年前後から一時的に大きく下落しているポイントがあります。
詳しくみてみましょう。
過去約20年チャート
こちら過去約20年のFTSE100のチャートです。
「ITバブル崩壊」と「リーマンショック」時には大きく下落しています。
FTSE100の過去を振り返っても、大きく暴落したのはこの2箇所です。
*2015年に「チャイナショック」によって下落してますが、「ITバブル崩壊」「リーマンショック」に比べると、下落幅は限定的でした。
ここから言えるのは、イギリス単体の理由で暴落したことはないということです。
その証拠に、これらの世界経済危機以外では、右肩上がりを続けており、2018年5月には史上最高値を更新しています。
FTSE100 今後の見通しは明るい!?
今後の見通しとしては引き続きレンジ相場が継続すると考えられます。
▼FTSE100株価指数チャート(2016年10月〜2019年9月)
こちらFTSE100の過去3年チャートです。
比較的穏やかなレンジ相場となっているのがわかるかと思います。
最高値・最安値は以下のとおり。
最高値
2018年5月:7,877円
最安値
2018年12月:6,584円
概ね 6,750円 〜 7,750円 の間のレンジ相場となっています。
レンジ相場ということは、ロスカットされない運用を意識すれば、配当狙い投資に適した相場だと言えます。
また、例えば7,000円前後で買って、7,500円以上で売るというルールを設ければ、配当だけでなく、為替差益も狙えます。
*売り取引の場合は、マイナスの価格調整額が発生します。なので、為替差益狙いならありですが、配当投資にはならないので注意しましょう。
私も、配当+為替差益を狙って、FTSE100の運用を2019年6月より開始しました。
実績は以下のとおりです。
・2019/5/28に10枚購入
・2019/7/31に10枚売却
合計損益:+46,987円
・決済損益:+37,207円
・配当金(価格調整額):+9,780円
FTSE100の下落リスク
下落リスクは以下のとおり
ブレグジット(合意なき離脱のケース)リスク
世界経済危機リスク
ブレグジット(合意なき離脱のケース)リスク
2019年12月12日の総選挙にて、与党が過半数以上の議席を確保しました。
結果、無事、合意なき離脱の可能性はなくなりました。
2020年1月31日午前11時(日本時間同日午後8時)に正式離脱する予定です。
ここからは「合意なき離脱」の可能性があった時の記事内容です。
読み飛ばしたい方はコチラをタップして下さい。
–↓ここから↓–
2016年6月の国民投票でEU離脱(ブレグジット)が決まりました。
しかし、あれから約3年、、、、
実現には至っておらず、まだ揉めてますw
何を揉めているか簡単にいうと、現政権内でブレグジットの条件についての合意が取れていないためです。
しかし、すでに2度に渡るブレグジット時期延期を行っており、期限は2019年10月31日に迫っています。
2019年9月現在で、まだ合意は取れておらず、再度の時期延期の可能性も出てますが、現首相(ジョンソン)はかたくなに10月31日(まで)のEU離脱を進めようとしています。
イギリス内でブレグジット条件が合意せず、さらにEUとの合意もないまま離脱してしまうと、イギリス国内企業にとって、関税条件が厳しくなる等、経済的に大きな痛手を受けると言われています。
つまり「合意なき離脱」となった場合には、FTSE100は下落する可能性があります。
一方、最終的にイギリス国内・EU側とも離脱条件の合意が取れ、その条件がイギリス国内にとって大きく不利でない場合には、FTSEの下落リスクはほぼないと考えています。
実際に、2016年5月の国民総選挙でEU離脱となった際の、FTSEチャートが以下です。
ご覧のとおり、翌日だけ下がってますが、その後むしろ上がってますよね。
なので、ブレグジット自体が下落リスクにはならないのです。
「合意なき離脱」となった場合には、国内の混乱は避けられずに、下落リスクが高まるということです。
こちらが短期的には、一番重要なトピックなので目が離せません。
–↑ここまで↑–
世界金融危機が起きた場合
中期的にはこちらのリスクです。
すでにお話ししましたが、過去を振り返ってもFTSEが下落したポイントは「 ITバブル崩壊」や「リーマンショック」といった世界経済危機のタイミングです。
ただし、世界経済危機は周期的に起きるもので避けようがありませんよねw
なので、重要なのは、仮に世界危機が起きても、損をしない(ロスカットされない)運用をすることです。
次に、ロスカットされないための、おすすめレバレッジをご紹介します。
FTSE100 おすすめレバレッジ
FTSE100のレバレッジ毎の比較は以下のとおりです。
↓横スクロールできます(特にスマホの方)↓
レバレッジ | おすすめ度 | 許容価格 変動幅 |
運用資金 | 価格調整額 年利 |
1倍 | 6,481円 | 98,530円 | 3.66% | |
2倍 | 2,880円 | 49,265円 | 7.32% | |
2.5倍 | おすすめ! | 2,160円 | 39,412円 | 9.14% |
3倍 | おすすめ! | 1,680円 | 32,843円 | 10.97% |
4倍 | 1,080円 | 24,633円 | 14.63% | |
5倍 | 720円 | 19,706円 | 18.29% | |
6倍 | 480円 | 16,422円 | 21.95% | |
7倍 | 309円 | 14,076円 | 25.60% | |
8倍 | 180円 | 12,316円 | 29.26% | |
9倍 | 80円 | 10,948円 | 32.92% | |
10倍 | 0円 | 9,853円 | 36.58% |
価格調整額(年間) = 3,604円。取引数量 = 0.1。ポンド円レート = 136.83円。
おすすめレバレッジは2.5〜3倍です!
理由は、過去5年の最高最安値の変動幅が2,108円のためです。
イギリス100は価格調整額狙いに向いているため、長期でポジションを保有する必要があります。
そのため、2,108円の変動があってもロスカットされないレバレッジを選ぶと比較的安全です。
ただし、2,108円の下落が必ず起きるわけではなく、リーマンショック前後での下落幅も約1,800円でした。
そこで、まずはレバレッジ3倍程度で運用を始めて、有事の際には追加資金を口座に入れる運用をオススメします。
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FTSE100 今後の見通し まとめ
・FTSE100は中長期では緩やかに上昇すると考えられる。
・過去3年単位では、概ね 6,750円 〜 7,750円 の間のレンジ相場となっている。
・下落リスクは「ブレグジット(合意なき離脱のケース)」と「世界経済危機の発生」
・合意なき離脱の可能性はなくなり、ブレグジットは2020年1月31日に実施予定。
・世界経済危機が起きても、ロスカットされない運用を心掛ける必要がある。
・おすすめレバレッジは約3倍。
・約33,000円で一枚購入するイメージ。
・レバレッジ3倍での想定年利は約11%。
ここまでの配当が見込める株価指数CFDはFTSE100だけです。
コツコツ配当を貯めながら、さらに追加投資をすることで、複利効果も期待できます。
リスクを抑えたレバレッジ(約3倍!)で運用を始めてみてはいかがでしょうか^ ^
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