・NYダウに投資したいな
・証拠金や配当が気になるな
・レバレッジは何倍程度がいいかな
こういった疑問にお答えしていきます。
世界経済を牽引する米国の代表的な株価指数である「NYダウ」
NYダウは値動きが大きいため、為替差益狙いに向いています。
CFDなら、好況時にはロング(買い)、不況時にはショート(空売り)双方の取引が可能です。
NYダウへの投資は、NYダウ先物CFDがおすすめです。
私もGMOクリック証券で、「米国30(NYダウ先物)」「日本225」「FTSE100」「ユーロ50」の運用を行っています。
本記事では、NYダウ先物CFDの証拠金や配当、メリット・デメリット、おすすめレバレッジについて解説していきます。
それでは、いってみましょう。
NYダウCFDなら、コストが安いGMOクリック証券がおすすめです!
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・NYダウCFD メリット、デメリット
・NYダウCFD おすすめレバレッジ
・NYダウCFD はじめ方
目次
NYダウ(ダウ平均株価)とは
NY(ニューヨーク)ダウの正式名称は、ダウ・ジョーンズ工業株平均株価(ダウ平均株価)。
1896年にダウ・ジョーンズ社が開発しました。
ダウ平均株価には、「ダウ工業株30種平均」、「ダウ輸送株20種平均」、「ダウ公共株15種平均」の3種類と、これらをあわせた「ダウ総合65種平均」があります。
最も有名で、「NYダウ」「ダウ平均」と呼ばれるのは、「ダウ工業株30種平均」のことです。
NYダウは、アメリカの様々な業種の代表的な銘柄30社で構成されます。
構成銘柄は、Appleやディズニー、ゴールドマンサックス、インテル等です。
まさに世界経済を牽引する企業が名を連ねており、国際的な株価指数と言えます。
そして、GMOクリック証券で扱っている、NYダウ先物に連動したCFD取引を行える銘柄が「米国30」です。
米国30とは?
米国30は、ダウ平均株価の先物である、ダウ先物ミニが参照原資産となるCFDです。
つまり、NYダウ(ダウ平均株価)をCFD取引できる商品となります。
続いて、米国30のメリット・デメリットを見ていきましょう。
米国30のメリット(魅力)
為替差益を狙える
米国30は価格変動幅が大きいため、為替差益狙いに向いています。
株価指数CFDは、銘柄によって、為替差益狙い向き・配当(価格調整額)狙い向きがあります。
為替差益を狙う上では、値動きが大きい指数が向いています。
NYダウのチャートを見てみましょう。
▼NYダウ 過去5年チャート
過去5年で見ると、2017年あたりから大きく上昇しています。
最高値・最安値は以下のとおり。
最高値
2019年 7月:27,423円
最安値
2016年 2月:15,872円
変動幅
11,551円
変動幅は、11,551円となります。
11,551円の変動で、124,889円の利益となります。
比較対象として、イギリス版のNYダウである「FTSE100」を見てみましょう。
▼FTSE100 過去5年チャート
過去5年で見ると、比較的穏やかなレンジ相場となっています。
ここ3年のスパンで見ると、概ね6,750円 〜 7,750円 の間のレンジ相場となっています。
最高値・最安値は以下のとおり。
最高値
2018年 5月:7,787円
最安値
2016年 2月:5,679円
変動幅
2,108円
変動幅は、2,108円となります。
2,108円の変動で、28,843円の利益となります。
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景気に左右されず利益を狙える
CFDでは、ロング(買い)・ショート(空売り)のどちらでも取引が可能となります。
米国30は為替差益狙いに向いているので、景気に関係なく、ロング・ショートを使い分けることで、いつでも利益を狙えます。
特に、暴落時にショートで利益を狙えるのは、投資をする上で強い武器となります。
必要証拠金が安い
GMOクリック証券では、米国30以外に、以下の米国株価指数CFDを取り扱っています。
米国S500
参照原資産:S&P500先物
アメリカの主要市場に上場する中から代表的な500銘柄で構成される株価指数。
米国NQ100
参照原資産:NASDAQ100先物
「NASDAQ」に上場している3,000以上の銘柄で構成される株価指数。
それぞれの必要証拠金は以下のとおりです。
▼必要証拠金 比較表(2019年10月時点)
↓横スクロールできます(特にスマホの方)↓
銘柄名 | 必要証拠金 |
取引単位 |
レバレッジ (最高) |
参照 原資産 |
米国30 | 28,948円 | 0.1倍 | 10倍 |
NYダウ 先物 |
米国S500 | 32,115円 | 1倍 | S&P500 先物 |
|
米国NQ100 | 84,951円 | NASDAQ100 先物 |
ご覧のとおり、米国30が他CFDに比べて、取引単位が低いため、必要証拠金を抑えられます。
続いて、米国30のデメリットを見てみましょう。
米国30のデメリット(リスク)
配当(価格調整額)は狙えない
ロング(買い)の場合は、米国30の価格調整額はマイナスとなります。
米国株価指数の価格調整額(ロングの場合)は以下のとおりです。
▼価格調整額 比較表(2019年10月時点)
銘柄名 | *価格調整額 (年額) |
価格調整額 (年利) |
必要証拠金 |
米国30 | -525円 | -1.81% | 28,948円 |
米国S500 | -1,600円 | -4.98% | 32,115円 |
米国NQ100 | -10,849円 | -12.77% | 84,951円 |
*価格調整額は、買いの場合の金額。売りの場合はプラスマイナス逆になります。
ご覧のように、米国株価指数は買い方向の場合、価格調整額がマイナスとなります。
配当狙いに向いているのは、「イギリス100」「ユーロ50」「日本225」になります。
配当狙いに興味ある方は以下の記事をご覧ください。
>> 【比較】株価指数CFD | 絶対に抑えたいおすすめ銘柄・推奨レバレッジ
米国30投資は為替差益を狙った売買がおすすめとなります。
それでは、続いて、米国30のおすすめレバレッジをご紹介します。
米国30 おすすめレバレッジ
米国30のレバレッジ毎の比較は以下のとおりです。
↓横スクロールできます(特にスマホの方)↓
レバレッジ | おすすめ度 | 許容価格 変動幅 |
運用資金 | 価格調整額 年利 |
1倍 | 23,898円 | 287,100円 | -0.18% | |
2倍 | 10,622円 | 143,550円 | -0.37% | |
3倍 | 6,196円 | 95,700円 | -0.55% | |
4倍 | おすすめ! | 3,983円 | 71,775円 | -0.73% |
5倍 | おすすめ! | 2,655円 | 57,420円 | -0.91% |
6倍 | 1,770円 | 47,850円 | -1.10% | |
7倍 | 1,138円 | 41,014円 | -1.28% | |
8倍 | 664円 | 35,888円 | -1.46% | |
9倍 | 295円 | 31,900円 | -1.65% | |
10倍 | 0円 | 28,710円 | -1.83% |
価格調整額(年間) = -525円。取引数量 = 0.1。ドル円レート = 108.12円。
おすすめレバレッジは4〜5倍です!
理由は、許容変動幅2,500円以上あれば一瞬の下落でロスカットになる可能性は低いためです。
米国30は為替差益狙いに向いています。
買い方向の場合、価格調整額はマイナスなので価格調整額狙いには向きません。
注意点としては、2018年10月のアメリカ景気減速懸念からの世界同時株安で、米国30は約3ヶ月で約5,500円下落しました。
この水準に耐えようと思うと、レバレッジ3倍程度でないと不安です。
ただし、一瞬で5,500円も下落するわけではないため、価格下落の際には、追加資金を投入するか、損切りすることをおすすめします!
続いて、株価指数CFDのはじめ方をご紹介します。
米国30 のはじめ方
まずは口座開設をしましょう。
口座開設が完了したら、トレードを開始できます。
今回はスマホアプリでのトレード画面画像を使って解説します。
スマホアプリは非常に使いやすいので、是非ダウンロードしてください^ ^
STEP1:銘柄検索・選択
・[メニュー] → [銘柄検索] を選択
・トレードしたい銘柄を検索し、タップします
STEP2:トレード画面選択
・[トレード] を選択します
*[スピード注文] でもOKですが、今回は[トレード]で説明します。
・[銘柄情報] 画面に移ります。
*現時点での [必要証拠金] や、次回の [価格調整額] が確認できます。
*価格調整額は3ヶ月に1回付与されます。表記はその金額です。
STEP3:売買方向選択・注文画面
・取引画面に移ります(画像は [買い] の場合)
*今回は、その場で注文想定のため [成行] のままでOKです。
*スリップページ欄は [空白] のままでOKです。
スリップページ
価格が変動し、指定したスリップ(pips)以上に達した場合には売買が成立しない。
STEP4:取引数量入力
・[取引数量] をタップ
・取引数量を入力し、[ENTER] をタップ
STEP5:注文内容確認・注文完了
・[取引画面] に戻るので、[確認] をタップ
・注文内容を確認し、問題なければ [注文] をタップ
・注文完了!
このように簡単に注文ができます。
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続いて、株価指数CFDの概要・メリット・デメリットを解説します。
株価指数CFDとは
株価指数CFDとは、株価指数先物を原資産とする金融商品です。
CFDとは?
通常の株式取引のように現物の受け渡しではなく、売買の差額によって利益を得る取引。差金決済取引とも呼ばれ、FXもCFDの一種となります。
CFDは、Contract For Differenceの略。
株価指数とは?
日経平均(日本)やNYダウ(アメリカ)、FTSE100(イギリス)等が代表的。構成銘柄の選定基準は様々だが、基本的にその国を代表する企業の銘柄が並ぶ。
つまり、その株価指数に投資をすることで、その国全体に投資をするのに近しい。
株価指数は株式ではなく、あくまで株価の指数です。
つまり、株式を購入するわけではなく、株価指数に連動した商品を売買します。
売買で生まれた為替差益や、ポジション保有に応じて付与される価格調整額で利益を狙います。
株価指数CFDのメリット
レバレッジを効かせられる
CFD取引のため、レバレッジを掛けて、小資金で大きな利益を狙えます。
株価指数CFDの最大レバレッジは10倍となります。
ただし、ハイレバレッジはリスクが高いため、注意が必要です。
価格調整額を得られる
価格調整額とは配当金のようなもので、FXでいうスワップポイントが近いイメージです。
ポジションを保有しているだけで、価格調整額が付与されます。
銘柄によって、買い売り方向でのプラスマイナスは異なります。
例)買い方向の場合
・日経225:プラス
・米国30:マイナス
・イギリス100:プラス
・ユーロ50:プラス
買いからも売りからも取引できる
CFD取引のため、状況に応じて、買い・売りどちらの取引も可能です。
そのため、NYダウの暴落時にショート(空売り)で入る。という取引も可能です。
また、*株式CFDであれば、Amazon等の海外個別株式にショートで入ることができます。
海外個別株式は信用取引ができないため、株式CFD以外でショート取引ができません。
*株式CFDとは?
個別株式をCFD取引できる商品。
買い売りどちらも可能で、最大レバレッジは5倍。
銘柄選定を行う必要がない
初心者が個別株式の選定を行うのは至難の技です。
一方、株価指数CFDの場合は、銘柄選定の手間や苦労が省けます。
また、その株価指数を構成する全企業に投資するのと同じなので、リスク分散が図れます。
株価指数CFDのデメリット(リスク)
ロスカットリスク
ハイレバレッジであればあるほど、ハイリスクハイリターンとなります。
株価指数銘柄毎に、適正レバレッジの運用を行いましょう。
適正レバレッジはこちら
ちなみに、GMOクリック証券では、ロスカットラインがポジション毎に設定されます。
このルールによって、全ポジションが強制決済されるわけではないため、損失を最小化できるメリットがあります。
追証リスク
証拠金維持率が100%を下回った時点で追証(追加証拠金)が発生します。
追証が発生すると、期限までに維持率100%以上にするための「入金」や「ポジション整理」を行う必要があります。
期限までに維持率を100%以上にしないと、ロスカットされてしまうので、注意しましょう。
ちなみに、GMOクリック証券は、追証解消期限の猶予期間が翌営業日3:00です。
これは他社比較で見て非常に長い方です。
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米国30(NYダウ先物CFD) まとめ
・NYダウは、アメリカの様々な業種の代表的な銘柄30社で構成。
・米国30は、NYダウをCFD取引できる商品。
・米国30のメリットは3点。
・「為替差益を狙える」「景気に左右されず利益を狙える」「必要証拠金が安い」
・米国30のデメリットは1点。
・「配当(価格調整額)は狙えない」
・「米国30」のおすすめレバレッジは4〜5倍!
・株価指数CFDのメリットは4点
・「レバレッジ」「価格調整額」「買い売り両方可能」「個別銘柄選定不要」
・株価指数CFDのデメリットは2点
・「ロスカットリスク」「追証リスク」
米国30は、自分で個別株を選定する必要なく、アメリカ全体に投資ができるイメージです。
そのため、株式投資初心者にオススメです。
また、買いだけでなく、空売りでも取引可能なので、景気後退時のリスクヘッジとしても活用できます。
ショート(空売り)を覚えることは、投資を行う上で強い武器になります。
株式投資の第一歩として、米国30を始めてみてはいかがでしょうか^ ^
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