・トルコの格付けはどうなんだろう?
・格付けが為替に与える影響はなんだろう?
・格付けはいつ発表されるんだろう?
・格付けから見る今後の見通しはどうなんだろう?
こういった疑問にお答えしていきます。
FXを行う上で無視できない格付け。
現在、世界の格付けを支配しているのが、「スタンダード&プアーズ(S&P)」「ムーディーズ」「フィッチ」の3社です。
アメリカ合衆国・ニューヨーク市に本部を置く世界最大手の格付け機関。
有名な株価指数である「S&P500」の算出を、グループ会社「S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス」が行なっている。
アメリカ合衆国・ニューヨーク市に本部を置く。
世界的な投資家のウォーレン・バフェットはムーディーズの大株主。
アメリカ合衆国・ニューヨーク市 と イギリス・ロンドンに本部を置く。
各社、歴史が長く、グローバルに展開しており、とても影響力があります。
格付け会社は、国債・債券・証券に対して、投資水準か投機水準かを独自の手法で格付けし、投資家にリスク判断のための情報を提供します。
本記事では、世界3大格付け会社によるトルコリラの格付けについて解説していきます。
それでは、いってみましょう。
▼スワップポイント投資についてはこちらの記事で解説しています。
>> スワップポイントとは?メリット・デメリットを分かりやすく解説
- トルコの最新格付け
- 直近のトルコの格付け動向
- 格付けが為替に与える影響
- 格付けの発表タイミング
- トルコリラの今後の見通し
- トルコリラおすすめレバレッジ
トルコリラ投資なら、スワップポイントの高い みんなのFX がオススメです!
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目次
トルコの最新格付け
社名 | 格付け | 日付 |
S&P | B+ | 2018/08/17 |
ムーディーズ | B1 | 2019/06/14 |
フィッチ | BB- | 2019/07/12 |
各社の大まかな格付け基準は以下のとおりです。
トルコリラは3社とも投資不適格としています。
つまり、リスクの高い通貨となります。運用には注意が必要です。
参考までに他新興国との比較をみてみましょう。
国名 | S&P | ムーディーズ | フィッチ |
トルコ | B+ | B1 | BB- |
南アフリカ | BB | Baa3 | BB+ |
メキシコ | BBB+ | A3 | BBB |
ロシア | BB+ | Ba1 | BBB- |
インド | BBB- | Baa3 | BBB- |
中国 | AA- | Aa3 | A+ |
ブラジル | BB | Ba2 | BB |
*2019年10月時点
トルコは、新興国の中で、最も格付けが低いですね。
政策金利は圧倒的に高く、スワップポイントが魅力ですが、リスクを認識することが重要です。
また、各社格付けとともに、見通しも示しており、以下のとおりとなります。
社名 | 格付け | 見通し | 日付 |
S&P | B+ | 安定的 | 2018/08/17 |
ムーディーズ | B1 | ネガティブ | 2019/06/14 |
フィッチ | BB- | ネガティブ | 2019/07/12 |
ポジティブ:格上げの可能性あり
安定的:据え置き
ネガティブ:格下げの可能性あり
という意味合いとなります。
2019年に格下げがありましたが、見通しもネガティブが目立つので、引き続き注視が必要です。
続いて、トルコの格付け動向を見てみましょう。
トルコの格付け動向
2019年7月12日
・フィッチが格付けを、BB → BB- に格下げ
要因として、中央銀行の独立性への懸念 が挙げられます。
トルコのエルドアン大統領は、トルコ中央銀行のチェティンカヤ中銀総裁を7月6日に突然解任。
後任にウイサル副総裁を指名したことが、中央銀行の独立性への懸念につながりました。
2019年6月14日
・ムーディーズが格付けを、Ba3 → B1 に格下げ
国際収支の悪化 等の理由で、債務不履行(デフォルト)リスクが高まっていると指摘。
一方、トルコ財務省は、格下げに対して「トルコ経済の指標と合致せず、分析には客観性、公平性に疑問符がつく」等の声明で反論。
このように、2019年に入って、相次いで格下げが続いています。
相場変動の激しかった2018年から各社トルコの景気後退を危惧しています。
2019年10月現在、高インフレ率も多少落ち着きを見せてきました。
また、利下げも開始しています。
足元の経済が徐々に回復傾向にあるものの、慢心は決してできません。
引き続き、注視が必要です。
続いて、格付けが為替に与える影響について解説します。
格付けが与える影響
基本的に格付けによってその国の通貨は影響を受けます。
格付けはその国の信用力・返済能力を表す指標です。
そのため、例えば格下げとなれば、通貨を手放す(売る)要因となります。
特に、新興国通貨は、先進国通貨と比べると流通量が少ないため、格下げによる値動きも大きいので注意が必要です。
続いて、格付けの発表について解説します。
格付けはいつ変更・発表されるのか
変更・発表時期は固定で決まっていません。
格付け会社のタイミングで不定期に変更・発表されます。
4〜5年格付けの変動がないこともあります。
格付け変動があった場合は、基本的にニュースになるので、見逃すことはないかと思います。
「トルコリラ 格付け」等でGogle検索をすれば、速報ニュースが必ず引っ掛かります。
速報をチェックしたい時は活用しましょう。
続いて、トルコリラの今後の見通しを見てみましょう。
トルコリラの今後の見通し
トルコリラ円の今後の見通しはどうなるでしょうか?
上昇要因・下落要因に分けて見ていきましょう。
上昇要因
上昇要因は以下のとおりです。
米国の利下げ
米国の利下げ
2015年12月から断続的に利上げを行ってきた米国ですが、2019年7月に10年半ぶりに利下げを行いました。
今回の利下げは、景気の下振れリスクに対する予防的利下げとなります。
米国の足元の景気は拡大局面が戦後最長の11年目に突入し、雇用も消費も底堅い状態です。
一方で、米中貿易戦争を背景に、企業投資には減速懸念が拡がっており、景気落ち込みに対して先手を打ったと言えます。
FRB(アメリカ連邦準備制度理事会)のパウエル議長は今後利下げを継続的に実施することは名言していません。
米国利下げは、新興国に通貨が流れる要因になるため、今後継続的な利下げが実施されるかどうかが、トルコリラ円にとって重要になりそうです。
下落要因
下落要因は以下のとおりです。
米国との関係性
米中貿易摩擦問題
国内経済政策
米国との関係性
現状、トルコとアメリカの関係性は良好とは言えません。
トルコ政府は、2019年7月にロシア製最新鋭地対空ミサイルシステムS400の搬入を開始し、2020年4月までに配備を完了する計画です。
こちらに対して、アメリカが、NATO(北大西洋条約機構)の加盟国でありながら、仮想敵国ロシアからミサイルシステムを導入するトルコに対し、「敵対者に対する制裁措置(CAATSA)」に基づく制裁を加えるリスクがあります。
一方で、トルコはクルド勢力掃討を目的とした、シリアへの軍事介入を始めています。
ただ、アメリカとしてはシリアのクルド勢力は、ISIS(イラク・シリア・イスラム国)との戦いにおいて、最大の同盟勢力であるため、クルド勢力を守りたいところです。
トルコの軍事介入を懸念したアメリカは、少しトルコに歩み寄る動きを見せています。
具体的には、ロシアからのミサイルシステム導入に対する制裁を一旦見送っています。
米国とトルコの交渉期間は、1年間延長されました。
引き続き、米国との関係性から目が離せません。
エルドアン政権への不安
エルドアン政権への不安は依然として残っています。
アメリカではなく、ロシア寄りであると思われている点や、2019年7月6日に、金融政策をめぐり対立していた中銀総裁を更迭したことが、中央銀行の独立性に対する懸念に繋がっています。
こういった懸念がさらに進むと、トルコリラ下落要因となるので、注意が必要です。
利下げリスク
2019年7月に実施した利下げ幅は、市場の予想を大きく上回ったものの、インフレ減速幅に見合った幅で、実質金利(政策金利ー消費者物価上昇率)は高水準であることから、トルコリラの反応は限定的でした。
しかし、今後も利下げを断続的に継続する可能性があり、トルコリラが売られる(価格が下落する)リスクは依然残っています。
【予測】短期的なトルコリラの見通し
短期的には、上昇は見込みにくいと考えられます。
米国の利下げはトルコリラ円の上昇に追い風となる可能性はありますが、継続的な利下げ可能性・米国との関係性・現政権への不安といったリスクを考慮すると、上昇は見込みにくいと考えます。
【予測】長期的なトルコリラの見通し
長期的(10〜20年スパン)で考えると、上昇が見込める可能性はあると考えます。
理由は、日本経済の低迷によって、円の価値が下がるためです。
日本経済の低迷要因は以下のとおりです。
少子高齢化
人口減少
労働生産力の低下
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続いて、トルコリラ投資のおすすめレバレッジをご紹介します。
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レバレッジ | 想定利回り(年間) | ロスカットライン | 運用資金 | オススメ度 |
1倍 | 7.89% | 0円 | 185,000円 | |
2倍 | 15.78% | 9.896円 | 92,500円 | |
3倍 | 23.68% | 13.195円 | 61,667円 | |
4倍 | 31.57% | 14.844円 | 46,250円 | |
5倍 | 39.46% | 15.834円 | 37,000円 |
トルコリラ円レート=18.5円 1万通貨あたり年間スワップポイント=14,600円(40円×365日)
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3倍がおすすめの理由は、過去最安値(15.218円)よりマイナス約2円下がってもロスカットされないためです。
トルコリラのチャートを見てみましょう。
トルコリラ円 10年強 チャート
下落し続けており、2018年8月に史上最安値(15.218円)を付けました。
この時の大暴落は「トルコショック」と呼ばれ、多くの個人投資家が大損をしました・・・
続いてもう少し短い期間(約3年)で見てみましょう。
トルコリラ円 3年 チャート
過去3年で見ても、レンジ相場を形成することなく、下落を続けています。
これが、「メキシコペソ」や「南アフリカランド」といった他高金利通貨との違いです。
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>> 【おすすめは3倍!】メキシコペソの適正レバレッジ計算 | 収益シミュレーション
>> 【おすすめは3倍!】南アフリカランドの適正レバレッジ計算 | 収益シミュレーション
2020年1月現在、トルコの経済は回復傾向にあり、レートも史上最安値(15.218円)より上昇しています。
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トルコリラ格付け まとめ
・格付け3社とも「投資不適格」と評価。
・2018年、2019年と各社の格下げが続いている。
・足元の経済は徐々に回復の兆しも、慢心は禁物。
・格付けの変化は為替に影響を与える。
・格付けの発表時期は不定期(検索して速報ニュースをチェック)
・トルコリラのおすすめ運用レバレッジは3倍!
・レバレッジ3倍で、想定年利は23.6%!
・スワップ投資に適した通貨であるが、適度なレバレッジで運用すべき通貨!
スワップ投資は早く始めた方がスワップポイントが貯まり続けるため、有利です。
また、貯まったスワップポイントを追加原資として継続的に積立投資を行うことで、複利効果が働き、数年後の利益が大きく変わってきます。
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>> 【資産倍増!】トルコリラ積立投資 | スワップ再投資の複利効果を公開
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【参考】S&P 格付け基準・推移
S&P 格付け基準
▼S&P 格付け基準
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格付け | 適格 | 概要 |
AAA | 投資 適格 |
債務を履行する能力は極めて高い。最上位の発行体格付け。 |
AA | 債務を履行する能力は非常に高く、最上位の格付け(「AAA」)との差は小さい。 | |
A | 債務を履行する能力は高いが、上位2つの格付けに比べ、事業環境や経済状況の悪化からやや影響を受けやすい。 | |
BBB | 債務を履行する能力は適切であるが、事業環境や経済状況の悪化によって債務履行能力が低下する可能性がより高い。 | |
BB | 投資 不適格 |
より低い格付けの発行体ほど脆弱ではないが、事業環境、財務状況、または経済状況の悪化に対して大きな不確実性、 脆弱性を有しており、状況によっては債務を期日通りに履行する能力が不十分となる可能性がある。 |
B | 現時点では債務を履行する能力を有しているが、「BB」に格付けされた発行体よりも脆弱である。 事業環境、財務状況、または経済状況が悪化した場合には債務を履行する能力や意思が損なわれ易い。 |
|
CCC | 債務者は現時点で脆弱であり、その債務の履行は、良好な事業環境、財務状況、および経済状況に依存している。 | |
CC | 債務者は現時点で非常に脆弱である。 | |
C | ||
R | 財務上の問題が理由で規制当局の監督下に置かれている債務者に付与される。規制当局の監督下にある間は、 当局が特定の種類の債務について他の債務より支払いを優先させる権限を持つことがある。 |
|
SD / D | 債務の少なくとも一部(格付けの有無を問わない)が予定期日に履行されなかったことを示す。 「D」は、債務者が全面的に債務不履行に陥り、全て、または実質的に全ての債務について期日に支払を行わないと スタンダード&プアーズが判断する場合に付与される。「SD(Selective Default:選択的債務不履行)」は、 債務者がある特定の債務または特定の種類の債務を選択して不履行としたものの、その他の債務については期日通りに 支払いを継続するとスタンダード&プアーズが判断する場合に付与される。 |
S&P 格付け推移
▼S&P 格付け推移
格付け | 見通し | 日付 |
B+ | 安定的 | 2018/08/17 |
BB- | 安定的 | 2018/03/01 |
BB | ネガティブ | 2017/01/27 |
BB | 安定的 | 2016/11/04 |
BB | ネガティブ | 2016/07/20 |
BB+ | 安定的 | 2016/05/06 |
BB+ | ネガティブ | 2014/02/07 |
BB+ | 安定的 | 2013/03/27 |
BB | 安定的 | 2012/03/01 |
BB | ポジティブ | 2010/02/19 |
BB- | 安定的 | 2009/09/17 |
BB- | ネガティブ | 2008/11/13 |
BB- | 安定的 | 2008/07/31 |
BB- | ネガティブ | 2008/04/03 |
BB- | 安定的 | 2006/01/27 |
BB- | ポジティブ | 2006/01/23 |
BB- | 安定的 | 2004/08/17 |
B+ | ポジティブ | 2004/03/08 |
B+ | 安定的 | 2003/10/16 |
B | 安定的 | 2003/07/28 |
B- | 安定的 | 2002/11/07 |
B- | ネガティブ | 2002/07/09 |
B- | 安定的 | 2002/06/26 |
B- | ポジティブ | 2002/01/29 |
B- | 安定的 | 2001/11/30 |
B- | ネガティブ | 2001/07/11 |
B- | 安定的 | 2001/04/27 |
B- | ネガティブ | 2001/04/17 |
B | ネガティブ | 2001/02/23 |
B+ | ネガティブ | 2001/02/21 |
B+ | 安定的 | 2000/12/05 |
B+ | ポジティブ | 2000/04/25 |
B | ポジティブ | 1999/12/10 |
B | 安定的 | 1999/01/21 |
B | ポジティブ | 1998/08/11 |
B | 安定的 | 1996/12/13 |
B+ | ネガティブ | 1996/07/17 |
B+ | 安定的 | 1995/10/18 |
B+ | ポジティブ | 1995/07/24 |
B+ | 安定的 | 1994/08/16 |
B+ | ネガティブ | 1994/04/29 |
BB | ネガティブ | 1994/03/22 |
BBB- | ネガティブ | 1994/01/14 |
【参考】ムーディーズ 格付け基準・推移
ムーディーズ 格付け基準
▼ムーディーズ 格付け基準
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格付け | 適格 | 概要 |
Aaa | 投資 適格 |
最高評価で最も信用リスクが低い格付け |
Aa1 | 高い評価でとても信用リスクが低い格付け | |
Aa2 | ||
Aa3 | ||
A1 | 中上位格で信用リスクの低い格付け | |
A2 | ||
A3 | ||
Baa1 | 中位の格付けで、不確定要素と中位の信用リスクがある | |
Baa2 | ||
Baa3 | ||
Ba1 | 投資 不適格 |
著しい信用リスクと投機的要素があると判断される |
Ba2 | ||
Ba3 | ||
B1 | 高い信用リスクと投機として判断される |
|
B2 | ||
B3 | ||
Caa1 |
貧しい品質で高い信用リスクとして格付け |
|
Caa2 | ||
Caa3 | ||
Ca | 非常に高い投機要素があり、デフォルトに近い可能性があるが、元本と利息を回収できると判断する | |
C | 最低な品質と常にデフォルトのリスクがあり、低い確率で元本と利息を回収できると格付けられる |
ムーディーズ 格付け推移
▼ムーディーズ 格付け推移
格付け | 見通し | 日付 |
B1 | ネガティブ | 2019/06/14 |
Ba3 | ネガティブ | 2018/08/17 |
Ba2 | 格付け見直し中 | 2018/06/01 |
Ba2 | 安定的 | 2018/03/07 |
Ba1 | ネガティブ | 2017/03/17 |
Ba1 | 安定的 | 2016/09/23 |
Baa3 | ネガティブ | 2016/07/18 |
Baa3 | ネガティブ | 2014/04/11 |
Baa3 | 安定的 | 2013/05/16 |
Ba1 | ポジティブ | 2012/06/20 |
Ba2 | ポジティブ | 2010/10/05 |
Ba2 | 安定的 | 2010/01/08 |
Ba3 | ポジティブ | 2009/09/18 |
Ba3 | 安定的 | 2005/12/14 |
B1 | ポジティブ | 2005/02/11 |
B1 | 安定的 | 2003/10/21 |
B1 | ネガティブ | 2002/07/10 |
B1 | 安定的 | 2002/01/15 |
B1 | ネガティブ | 2001/04/06 |
B1 | 安定的 | 2001/02/21 |
B1 | ポジティブ | 2000/07/24 |
B1 | ポジティブ | 1999/11/30 |
B1 | 安定的 | 1997/03/13 |
Ba3 | ネガティブ | 1997/01/09 |
Ba3 | 安定的 | 1994/01/02 |
Ba1 | 安定的 | 1994/01/13 |
【参考】フィッチ 格付け基準・推移
フィッチ 格付け基準
▼フィッチ 格付け基準
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格付け | 適格 | 概要 |
AAA | 投資 適格 |
デフォルト・リスクが最も低いと予想していることを示す。金銭債務の履行能力が極めて高い場合に付与される。 予見し得る事由がこの能力に悪影響を与える可能性は、非常に低いと考えられる。 |
AA | デフォルト・リスクが非常に低いと予想していることを示す。金銭債務の履行能力が非常に高いことを示している。 この能力が予見し得る事由によって著しく損なわれることはないと考えられる。 |
|
A | デフォルト・リスクが低いと予想していることを示す。金銭債務の履行能力は高いと想定されるが、 経営又は経済環境の悪化がこの能力に及ぼす影響は、上位格付の場合より大きくなり得る。 |
|
BBB | デフォルト・リスクが現在は低いと予想していることを示す。金銭債務の履行能力は概ね十分にあると考えられるが、 経営又は経済環境の悪化がこの能力を損なう可能性がより高い。 |
|
BB | 投資 不適格 |
特に経営又は経済環境が時間の経過と共に悪化した場合、デフォルト・リスクに対する脆弱性が高まることを示す。 ただし、債務履行を支える経営又は財務の柔軟性は認められる。 |
B | 重大なデフォルト・リスクが存在するものの、債務履行に関する安全性が限定的ながら残っていることを示す。 現時点では、金銭債務が履行されているものの、継続的履行能力は、経営・経済環境の悪化に対し脆弱である。 |
|
CCC | デフォルトが、現実の可能性として認められる。 | |
CC | 一定のデフォルトが起こる蓋然性が高い。 | |
C | デフォルトが差し迫っている、若しくは、不可避である、又は、発行体による債務返済が一時停止状態にある。 | |
RD | 一部債務不履行 |
|
D | 債務不履行 |
フィッチ 格付け推移
▼フィッチ 格付け推移
格付け | 見通し | 日付 |
BB- | ネガティブ | 2019/07/12 |
BB | ネガティブ | 2018/07/13 |
BB+ | 安定的 | 2017/01/27 |
BBB- | ネガティブ | 2016/08/19 |
BBB- | 安定的 | 2012/11/05 |
BB+ | 安定的 | 2011/11/23 |
BB+ | ポジティブ | 2010/11/24 |
BB+ | 安定的 | 2009/12/03 |
BB- | ポジティブ | 2009/10/27 |
BB- | 安定的 | 2007/03/09 |
BB- | ポジティブ | 2005/12/06 |
BB- | 安定的 | 2005/01/13 |
B+ | ポジティブ | 2004/08/25 |
B+ | 安定的 | 2004/02/09 |
B | ポジティブ | 2003/09/25 |
B- | ポジティブ | 2003/08/06 |
B- | ネガティブ | 2003/03/25 |
B | 安定的 | 2002/02/05 |
B | ネガティブ | 2001/08/02 |
B+ | ネガティブ | 2001/04/02 |
BB- | ネガティブ | 2001/02/22 |
BB- | 安定的 | 2000/09/21 |
BB- | – | 2000/04/27 |
B+ | ポジティブ | 2000/04/10 |
B+ | – | 1996/12/20 |
BB- | ネガティブ | 1996/07/29 |
BB- | – | 1995/09/26 |
B | – | 1994/08/10 |
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