・トルコリラのおすすめレバレッジは何倍なんだろう?
・期待収益、年利はどの程度なんだろう?
・ロスカットリスクは最小化したいなあ・・・
こういった疑問にお答えしていきます。
群を抜いて高い政策金利から、高金利通貨として確固たる地位を築いているトルコリラ。
ただし、レバレッジが高すぎると、ロスカットリスクが高まり危険です。
一方、適正なレバレッジで運用することで、リスクを極力抑えて、リターンを最大化できます。
結論、おすすめレバレッジは3倍です!
*理由は後述しますね。
私自身もトルコリラ円スワップ投資をしており、スワップのみで想定年利39%(レバレッジ5倍程度)の運用を実現しています。
本記事では、トルコリラのおすすめレバレッジ、レバレッジ毎の想定年利(収益シミュレーション)、適正レバレッジの決定手順を解説します。
それでは、いってみましょう。
▼スワップポイント投資についてはこちらの記事で解説しています。
>> スワップポイントとは?メリット・デメリットを分かりやすく解説
- トルコリラ取引のおすすめレバレッジ
- レバレッジ毎の想定利回り、ロスカットライン
- 適正レバレッジの決定手順
トルコリラ投資なら、スワップポイントの高い みんなのFX がオススメです!
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目次
トルコリラのおすすめレバレッジは3倍!
トルコリラ1万通貨を購入する場合の、レバレッジ毎 必要資金・想定利回り 比較を見てみましょう。
↓横スクロールできます(特にスマホの方)↓
レバレッジ | 想定利回り(年間) | ロスカットライン | 運用資金 | オススメ度 |
1倍 | 7.89% | 0円 | 185,000円 | |
2倍 | 15.78% | 9.896円 | 92,500円 | |
3倍 | 23.68% | 13.195円 | 61,667円 | |
4倍 | 31.57% | 14.844円 | 46,250円 | |
5倍 | 39.46% | 15.834円 | 37,000円 |
トルコリラ円レート=18.5円 1万通貨あたり年間スワップポイント=14,600円(40円×365日)
おすすめレバレッジは3倍です!
レバレッジ3倍でスワップポイントのみで想定年利23.68%が期待できます。
3倍がおすすめの理由は、過去最安値(15.218円)よりマイナス約2円下がってもロスカットされないためです。
トルコリラのチャートを見てみましょう。
トルコリラ円 10年強 チャート
下落し続けており、2018年8月に史上最安値(15.218円)を付けました。
この時の大暴落は「トルコショック」と呼ばれ、多くの個人投資家が大損をしました・・・
続いてもう少し短い期間(約3年)で見てみましょう。
トルコリラ円 3年 チャート
過去3年で見ても、レンジ相場を形成することなく、下落を続けています。
これが、「メキシコペソ」や「南アフリカランド」といった他高金利通貨との違いです。
関連記事
>> 【おすすめは3倍!】メキシコペソの適正レバレッジ計算 | 収益シミュレーション
>> 【おすすめは3倍!】南アフリカランドの適正レバレッジ計算 | 収益シミュレーション
2020年1月現在、トルコの経済は回復傾向にあり、レートも史上最安値(15.218円)より上昇しています。
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続いて、レバレッジ毎の想定利回り・ロスカットラインを見ていきましょう。
レバレッジ毎の想定利回り・ロスカットライン
レバレッジ 5倍
おすすめ度 | |
---|---|
レバレッジ | 5倍 |
スワップポイント(年間) | 14,600円 |
トルコリラレート | 18.5円 |
想定利回り(年間) | 39.46% |
ロスカットライン | 15.834円 |
必要資金 | 37,000円 |
レバレッジ5倍で運用した場合、
ロスカットライン(15.834円)と史上最安値(15.218円)の差分は0.616円です。
レバレッジ 4倍
おすすめ度 | |
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レバレッジ | 4倍 |
スワップポイント(年間) | 14,600円 |
トルコリラレート | 18.5円 |
想定利回り(年間) | 31.57% |
ロスカットライン | 14.844円 |
必要資金 | 46,250円 |
レバレッジ4倍で運用した場合、
ロスカットライン(14.844円)と史上最安値(15.218円)の差分は0.374円です。
レバレッジ 3倍
おすすめ度 | |
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レバレッジ | 3倍 |
スワップポイント(年間) | 14,600円 |
トルコリラレート | 18.5円 |
想定利回り(年間) | 23.68% |
ロスカットライン | 13.195円 |
必要資金 | 61,667円 |
レバレッジ3倍で運用した場合、
ロスカットライン(13.195円)と史上最安値(15.218円)の差分は2.023円です。
レバレッジ 2倍
おすすめ度 | |
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レバレッジ | 2倍 |
スワップポイント(年間) | 14,600円 |
トルコリラレート | 18.5円 |
想定利回り(年間) | 15.78% |
ロスカットライン | 9.896円 |
必要資金 | 92,500円 |
レバレッジ2倍で運用した場合、
ロスカットライン(9.896円)と史上最安値(15.218円)の差分は5.322円です。
レバレッジ 1倍
おすすめ度 | |
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レバレッジ | 1倍 |
スワップポイント(年間) | 14,600円 |
トルコリラレート | 18.5円 |
想定利回り(年間) | 7.89% |
ロスカットライン | 0円 |
必要資金 | 185,000円 |
レバレッジ1倍で運用した場合、
ロスカットライン(0円)と史上最安値(15.218円)の差分は15.218円です。
適正レバレッジの決定手順
ここでいう適正レバレッジは、リスクを極力抑えて、リターンを最大化できるレバレッジのことです。
適正レバレッジの決定手順は以下のとおりです。
①. 過去最安値を確認
②. 現在価格と過去最安値の値幅を確認
③. ②の下落があってもロスカットされないレバレッジを選定
上記に加えて、トルコリラの今後の見通しから、現在価格が高いのか?安いのか?を踏まえて、購入通貨量を決めましょう。
一つずつ見ていきましょう。
①. 過去最安値を確認
トルコリラ円 10年強 チャート
先ほどもご紹介しましたが、史上最安値は15.218円(2018/8)です。
未来の相場を確実に当てることは誰にもできません。
ただし、過去の相場を知ることで、投資を行う上でのヒントになります。
トルコリラは下落し続けている通貨であり、まだ先行きも不透明ということは念頭に置いておきましょう。
②. 現在価格と過去最安値の値幅を確認
・現在価格:18.5円(2020/1時点)
・過去最安値:15.218円
個人的には、トルコの経済情勢は回復基調にあり、以前より通貨リスクは軽減していると考えます。
なので、約2円ほど下がっても耐えられるレバレッジ3倍程度をオススメします!
③. ②の下落があってもロスカットされないレバレッジを選定
レバレッジ毎のロスカットラインを見てみましょう。
↓横スクロールできます(特にスマホの方)↓
レバレッジ | 想定利回り(年間) | ロスカットライン | 運用資金 | オススメ度 |
1倍 | 7.89% | 0円 | 185,000円 | |
2倍 | 15.78% | 9.896円 | 92,500円 | |
3倍 | 23.68% | 13.195円 | 61,667円 | |
4倍 | 31.57% | 14.844円 | 46,250円 | |
5倍 | 39.46% | 15.834円 | 37,000円 |
トルコリラ円レート=18.5円 1万通貨あたり年間スワップポイント=14,600円(40円×365日)
ちなみに私はレバレッジ約5倍ほどで運用してますが、こちらは少しリスクある運用となります。
有事の際に、投入できる追加原資がある前提で、高利回りを狙いに行っているので、ご自身の投資余力に合わせて、レバレッジは選択してください!
続いて、トルコリラの今後の見通しを見てみましょう。
今後の見通し
トルコリラ円の今後の見通しはどうなるでしょうか?
上昇要因・下落要因に分けて見ていきましょう。
上昇要因
上昇要因は以下のとおりです。
米国の利下げ
米国の利下げ
2015年12月から断続的に利上げを行ってきた米国ですが、2019年7月に10年半ぶりに利下げを行いました。
今回の利下げは、景気の下振れリスクに対する予防的利下げとなります。
米国の足元の景気は拡大局面が戦後最長の11年目に突入し、雇用も消費も底堅い状態です。
一方で、米中貿易戦争を背景に、企業投資には減速懸念が拡がっており、景気落ち込みに対して先手を打ったと言えます。
FRB(アメリカ連邦準備制度理事会)のパウエル議長は今後利下げを継続的に実施することは名言していません。
米国利下げは、新興国に通貨が流れる要因になるため、今後継続的な利下げが実施されるかどうかが、トルコリラ円にとって重要になりそうです。
下落要因
下落要因は以下のとおりです。
米国との関係性
米中貿易摩擦問題
国内経済政策
米国との関係性
現状、トルコとアメリカの関係性は良好とは言えません。
トルコ政府は、2019年7月にロシア製最新鋭地対空ミサイルシステムS400の搬入を開始し、2020年4月までに配備を完了する計画です。
こちらに対して、アメリカが、NATO(北大西洋条約機構)の加盟国でありながら、仮想敵国ロシアからミサイルシステムを導入するトルコに対し、「敵対者に対する制裁措置(CAATSA)」に基づく制裁を加えるリスクがあります。
一方で、トルコはクルド勢力掃討を目的とした、シリアへの軍事介入を始めています。
ただ、アメリカとしてはシリアのクルド勢力は、ISIS(イラク・シリア・イスラム国)との戦いにおいて、最大の同盟勢力であるため、クルド勢力を守りたいところです。
トルコの軍事介入を懸念したアメリカは、少しトルコに歩み寄る動きを見せています。
具体的には、ロシアからのミサイルシステム導入に対する制裁を一旦見送っています。
米国とトルコの交渉期間は、1年間延長されました。
引き続き、米国との関係性から目が離せません。
エルドアン政権への不安
エルドアン政権への不安は依然として残っています。
アメリカではなく、ロシア寄りであると思われている点や、2019年7月6日に、金融政策をめぐり対立していた中銀総裁を更迭したことが、中央銀行の独立性に対する懸念に繋がっています。
こういった懸念がさらに進むと、トルコリラ下落要因となるので、注意が必要です。
利下げリスク
2019年7月に実施した利下げ幅は、市場の予想を大きく上回ったものの、インフレ減速幅に見合った幅で、実質金利(政策金利ー消費者物価上昇率)は高水準であることから、トルコリラの反応は限定的でした。
しかし、今後も利下げを断続的に継続する可能性があり、トルコリラが売られる(価格が下落する)リスクは依然残っています。
【予測】短期的なトルコリラの見通し
短期的には、上昇は見込みにくいと考えられます。
米国の利下げはトルコリラ円の上昇に追い風となる可能性はありますが、継続的な利下げ可能性・米国との関係性・現政権への不安といったリスクを考慮すると、上昇は見込みにくいと考えます。
【予測】長期的なトルコリラの見通し
長期的(10〜20年スパン)で考えると、上昇が見込める可能性はあると考えます。
理由は、日本経済の低迷によって、円の価値が下がるためです。
日本経済の低迷要因は以下のとおりです。
少子高齢化
人口減少
労働生産力の低下
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>> 【2019年】トルコリラの見通しを過去チャートから分析。今後のレートを予測。
【まとめ】トルコリラ レバレッジ
・トルコリラ取引のおすすめレバレッジは3倍!
・レバレッジ3倍での想定年利は23.6%!
・足元の経済は徐々に回復の兆しも、慢心は禁物。
・スワップ投資に適した通貨であるが、適度なレバレッジで運用すべき通貨!
スワップ投資は早く始めた方がスワップポイントが貯まり続けるため、有利です。
また、貯まったスワップポイントを追加原資として継続的に積立投資を行うことで、複利効果が働き、数年後の利益が大きく変わってきます。
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まずは小額からでもトルコリラ投資を始めてみてはいかがでしょうか^ ^
トルコリラ投資なら、スワップポイントの高い みんなのFX がオススメです!
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