トルコリラスワップポイントの高いFX会社はどこだろう?
どのFX会社でトルコリラ投資をするのがいいんだろう?
こういった疑問にお答えしていきます。
群を抜いて高い政策金利から、高金利通貨として確固たる地位を築いているトルコリラ。
現在の政策金利は11.25%。日本の政策金利はマイナス0.10%。
これだけの金利差があるため、トルコリラ円を買うことで、高いスワップポイントを稼ぐことができます。
私自身もトルコリラ円スワップ投資をしており、スワップのみで想定年利39%(レバレッジ5倍程度)の運用を実現しています。
本記事では、スワップポイント比較をもとに、オススメのFX会社と特徴をご紹介します。
それでは、いってみましょう。
▼スワップポイント投資についてはこちらの記事で解説しています。
>> スワップポイントとは?メリット・デメリットを分かりやすく解説
- スワップポイントの高いFX会社とその特徴
- トルコリラの今後の見通し
- トルコリラの魅力・デメリット
- トルコリラのおすすめレバレッジ
トルコリラ投資なら、スワップポイントの高い みんなのFX がオススメです!
目次
トルコリラスワップポイント比較
↓横スクロールできます(特にスマホの方)↓
FX会社 | スワップポイント* | 年間スワップポイント |
みんなのFX | 40円/日 | 14,600円 |
LIGHT FX | 40円/日 | 14,600円 |
外為オンライン | 40円/日 | 14,600円 |
トライオートFX | 40円/日 | 14,600円 |
サクソバンク証券 | 37円/日 | 13,505円 |
*2020/1/21時点のスワップポイント(1万通貨あたり)
最も高いスワップポイントがもらえるのは、みんなのFXです。
続いて、各社の特徴をご紹介します。
スワップポイントが高いFX会社
1位:みんなのFX(トレイダーズ証券)
おすすめ度 | |
---|---|
スワップポイント | 40円 |
年間スワップポイント | 14,600円 |
スプレッド | 1.6錢 |
全通貨ペア1,000通貨からトレードが可能。
初心者を中心に口座開設数を着実に伸ばしています。
全体的に、安定的な高スワップポイント、低スプレッドを実現。
アプリのデザインもシンプルで個人的にとても使いやすいです!
\ 最大50,000円キャッシュバック! /
1位:LIGHT FX(トレイダーズ証券)
おすすめ度 | |
---|---|
スワップポイント | 40円 |
年間スワップポイント | 14,600円 |
スプレッド | 1.6錢 |
初心者が気軽(LIGHT)にFX取引ができるよう無駄のないシンプルな設計。
トレイダーズ証券が「みんなのFX」に続いて立ち上げた新ブランド。
スワップポイントやスプレッドはみんなのFXと同じです。
\ 最大50,000円キャッシュバック! /
1位:外為オンライン
おすすめ度 | |
---|---|
スワップポイント | 40円 |
年間スワップポイント | 14,600円 |
スプレッド | 6.0銭 |
自動売買システムの「iサイクル2取引」が有名な外為オンライン。
トルコリラでは圧倒的なスワップポイントの高さとなります。
\ 5,000円キャッシュバック! /
1位:トライオートFX
おすすめ度 | |
---|---|
スワップポイント | 40円 |
年間スワップポイント | 14,600円 |
スプレッド | 5.5銭 |
自動売買FXとして有名なトライオートFX。
トルコリラのスワップポイントの高さは断トツ!!
注意点は、保有ポジションが未決済でも、スワップポイントに対して課税がなされる点です。
他のFX会社は基本的に決済時の課税になるので、課税を先送りにできます。
ここは唯一の懸念点ですね。
こちらがどうしても嫌な方は、他にご紹介するFX会社にしましょう!
\ 最大120,000円キャッシュバック! /
トルコリラ政策金利推移
こちらトルコリラの政策金利の推移です。
2018年6月から急速に利上げが進みました。
8.00%(2018年5月)
↓
17.75%(2018年6月)
↓
24.00%(2018年9月)
8%でも十分高い水準ですが、わずか4ヶ月足らずで+16%も上がっています。
こちらが投資家のトルコリラ人気を一気に押し上げました。
一方、2019年7月から利下げを行い、現在は11.25%(2020年1月)と下がっています。
しかし、金利水準としては、他国比較で考えると、いまだに高い水準となります。
他国と比べても、11.25%と言う金利は圧倒的高水準です。
スワップ投資の代表格であることは変わりません。
関連記事
>> トルコ政策金利の過去・現在・未来。今後の金利はどうなる?
トルコリラの今後の見通し
トルコリラ円の今後の見通しはどうなるでしょうか?
上昇要因・下落要因に分けて見ていきましょう。
上昇要因
上昇要因は以下のとおりです。
米国の利下げ
米国の利下げ
2015年12月から断続的に利上げを行ってきた米国ですが、2019年7月に10年半ぶりに利下げを行いました。
今回の利下げは、景気の下振れリスクに対する予防的利下げとなります。
米国の足元の景気は拡大局面が戦後最長の11年目に突入し、雇用も消費も底堅い状態です。
一方で、米中貿易戦争を背景に、企業投資には減速懸念が拡がっており、景気落ち込みに対して先手を打ったと言えます。
FRB(アメリカ連邦準備制度理事会)のパウエル議長は今後利下げを継続的に実施することは名言していません。
米国利下げは、新興国に通貨が流れる要因になるため、今後継続的な利下げが実施されるかどうかが、トルコリラ円にとって重要になりそうです。
下落要因
下落要因は以下のとおりです。
米国との関係性
米中貿易摩擦問題
国内経済政策
米国との関係性
現状、トルコとアメリカの関係性は良好とは言えません。
トルコ政府は、2019年7月にロシア製最新鋭地対空ミサイルシステムS400の搬入を開始し、2020年4月までに配備を完了する計画です。
こちらに対して、アメリカが、NATO(北大西洋条約機構)の加盟国でありながら、仮想敵国ロシアからミサイルシステムを導入するトルコに対し、「敵対者に対する制裁措置(CAATSA)」に基づく制裁を加えるリスクがあります。
一方で、トルコはクルド勢力掃討を目的とした、シリアへの軍事介入を始めています。
ただ、アメリカとしてはシリアのクルド勢力は、ISIS(イラク・シリア・イスラム国)との戦いにおいて、最大の同盟勢力であるため、クルド勢力を守りたいところです。
トルコの軍事介入を懸念したアメリカは、少しトルコに歩み寄る動きを見せています。
具体的には、ロシアからのミサイルシステム導入に対する制裁を一旦見送っています。
米国とトルコの交渉期間は、1年間延長されました。
引き続き、米国との関係性から目が離せません。
エルドアン政権への不安
エルドアン政権への不安は依然として残っています。
アメリカではなく、ロシア寄りであると思われている点や、2019年7月6日に、金融政策をめぐり対立していた中銀総裁を更迭したことが、中央銀行の独立性に対する懸念に繋がっています。
こういった懸念がさらに進むと、トルコリラ下落要因となるので、注意が必要です。
利下げリスク
2019年7月に実施した利下げ幅は、市場の予想を大きく上回ったものの、インフレ減速幅に見合った幅で、実質金利(政策金利ー消費者物価上昇率)は高水準であることから、トルコリラの反応は限定的でした。
しかし、今後も利下げを断続的に継続する可能性があり、トルコリラが売られる(価格が下落する)リスクは依然残っています。
【予測】短期的なトルコリラの見通し
短期的には、上昇は見込みにくいと考えられます。
米国の利下げはトルコリラ円の上昇に追い風となる可能性はありますが、継続的な利下げ可能性・米国との関係性・現政権への不安といったリスクを考慮すると、上昇は見込みにくいと考えます。
【予測】長期的なトルコリラの見通し
長期的(10〜20年スパン)で考えると、上昇が見込める可能性はあると考えます。
理由は、日本経済の低迷によって、円の価値が下がるためです。
日本経済の低迷要因は以下のとおりです。
少子高齢化
人口減少
労働生産力の低下
関連記事
>> 【2020年】トルコリラの見通しを過去チャートから分析。今後のレートを予測。
トルコリラ スワップポイント投資のリスク
トルコリラは圧倒的なスワップポイントが魅力ですが、リスクの高い通貨です。
リスクは以下のとおり
ロスカットリスク
アメリカとの関係性
エルドアン政権への懸念
利下げリスク
一つずつみていきましょう。
ロスカットリスク
こちらはトルコリラやスワップ投資に限ったことではなく、FX全般に当てはまる最大のリスクですね。
ロスカットを避けるためには、過去の最安値から許容変動価格を決定し、ロスカットされない運用資金を口座に入金しておきましょう。
アメリカとの関係性
現状、トルコとアメリカの関係性は良好とは言えません。
トルコ政府は、2019年7月にロシア製最新鋭地対空ミサイルシステムS400の搬入を開始し、2020年4月までに配備を完了する計画です。
こちらに対して、アメリカが、NATO(北大西洋条約機構)の加盟国でありながら、仮想敵国ロシアからミサイルシステムを導入するトルコに対し、「敵対者に対する制裁措置(CAATSA)」に基づく制裁を加えるリスクがあります。
2018年8月のトルコショックの直接的なきっかけも、アメリカのトランプ大統領が、トルコに対する追加関税の税率を引き上げる方針を表明したことでした。
米国との関係性から目が離せません。
トルコ(エルドアン大統領)とアメリカ(トランプ大統領)の政治的な対立により、トルコリラ不安が高まり、ジワジワとトルコリラが下がっている中、ECB(欧州中央銀行)が欧州の銀行のトルコ向け債権に懸念を強めている。との報道が走り、トルコリラは一段と下落。
さらに、アメリカのトランプ大統領が、トルコに対する追加関税の税率を引き上げる方針を表明したことで、トルコリラは急落。
1日で、トルコリラ/円は、20円から16円弱まで下落。
翌週の2018年8月13日には、さらに暴落し、史上最安値の15.218円を記録。
エルドアン政権への不安
エルドアン政権への不安は依然として残っています。
アメリカではなく、ロシア寄りであると思われている点や、2019年7月6日に、金融政策をめぐり対立していた中銀総裁を更迭したことが、中央銀行の独立性に対する懸念に繋がっています。
こういった懸念がさらに進むと、トルコリラ下落要因となるので、注意が必要です。
利下げリスク
2019年7月に実施した利下げ幅は、市場の予想を大きく上回ったものの、インフレ減速幅に見合った幅で、実質金利(政策金利ー消費者物価上昇率)は高水準であることから、トルコリラの反応は限定的でした。
しかし、今後も利下げを断続的に継続する可能性があり、トルコリラが売られる(価格が下落する)リスクは依然残っています。
これはトルコリラにとっては追い風です。米国の金利が下がると新興国に資金が流れるため、トルコリラの上昇可能性が高まります
関連記事
>> 【トルコリラ】スワップポイント投資 | 魅力・リスクを解説!
続いて、最大のリスクであるロスカットをどう防ぐかについて解説します。
ロスカットをどう防ぐか
スワップ投資を行う上で一番のリスクは「ロスカット」になることです。
ロスカットを避けるために、許容変動価格をいくらに置くかが重要です。
再度、トルコリラの過去チャート推移を見てみましょう。
🔽トルコリラ円チャート推移
過去3年で見ると、最安値15.218円となります。
こちらを踏まえ、トルコリラ1万通貨を購入する場合の、レバレッジ別運用資金及び想定利回りを見てみましょう。
↓横スクロールできます(特にスマホの方)↓
レバレッジ | 想定利回り(年間) | ロスカットライン | 運用資金 | オススメ度 |
1倍 | 7.89% | 0円 | 185,000円 | |
2倍 | 15.78% | 9.896円 | 92,500円 | |
3倍 | 23.68% | 13.195円 | 61,667円 | |
4倍 | 31.57% | 14.844円 | 46,250円 | |
5倍 | 39.46% | 15.834円 | 37,000円 |
トルコリラ円レート=18.5円 1万通貨あたり年間スワップポイント=14,600円(40円×365日)
ちなみに私はレバレッジ約5倍ほどで運用してますが、こちらは少しリスクある運用となります。
有事の際に、投入できる追加原資がある前提で、高利回りを狙いに行っているので、ご自身の投資余力に合わせて、レバレッジは選択してください!
関連記事
>> 【おすすめは3倍!】トルコリラの適正レバレッジ計算 | 収益シミュレーション
【まとめ】トルコリラ スワップポイント比較
・おすすめは、みんなのFX!
・2019年から利下げが始まったが、圧倒的高金利通貨の地位は揺るがず!
・過去3年で見ると、最安値は15.218円!
・おすすめ運用レバレッジは3倍!
・レバレッジ3倍で、想定年利は23.6%!
スワップ投資は早く始めた方がスワップポイントが貯まり続けるため、有利です。
また、貯まったスワップポイントを追加原資として継続的に積立投資を行うことで、複利効果が働き、数年後の利益が大きく変わってきます。
関連記事
>> 【資産倍増!】トルコリラ積立投資 | スワップ再投資の複利効果を公開
まずは小額からでもトルコリラ投資を始めてみてはいかがでしょうか^ ^
トルコリラ投資なら、スワップポイントの高い みんなのFX がオススメです!
▼関連記事
>> 【最新】トルコの格付け | 為替に与える影響・発表タイミングは?