・クリアルが気になるんだけど、評判はどうなんだろう
・メリット、デメリットが知りたいなあ
こういった疑問にお答えしていきます。
近年クラウドファンディングを運営する会社が急激に増えて、投資家も活発に取引を行なっています。
クリアルは2018年11月から不動産投資型クラウドファンディングとしてサービスを開始しました。人気があり、投資する方が大勢います。
そこで、今回は、クリアルのことが気になる方のために、クリアルの特徴、メリット・デメリットなどを中心に解説します。
それではいってみましょう。
- クリアルの評判・口コミ
- クリアルのメリット・デメリット
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目次
クリアルとは?
クリアルは、投資家からお金を集めて不動産事業を行ない、その事業から得られた賃料や売却益を投資家に分配します。このような仕組みを不動産投資型クラウドファンディングと言います。
不動産投資と聞くと、多くのお金が必要という印象があって、ちょっと抵抗を感じる方も多いのではないでしょうか?しかし、クリアルでは、わずか1万円から投資をすることができて、自分で物件の運営や管理を行なう必要もありません。
不動産の知識が少なくても、少額から投資ができるというのは魅力的です。
クリアルの運営会社は株式会社ブリッジ・シー・キャピタルです。累計調達額は30億円を突破しており、運用資産残高は不動産投資型クラウドファンディングの中でもトップです。
それでは、クリアルの主な特徴を3つ説明します。
- 案件に関する情報が充実している
- 堅実さで投資家が安心できる
- 人気が高く応募が殺到
それぞれの特徴について見ていきましょう。
① 案件に関する情報が充実している
これはクリアルの最大の特徴と言えます。
運営会社の横田社長は、「物件の透明性や情報開示量などに命をかけている。投資家がちゃんと納得できるだけの情報量が詰まっていることが、他社との最大の差別化ポイントだと思っている。」と発言しています。
投資の可否の判断を行なうのは最終的に自分自身です。利回りや人気などに左右されず、物件の内容をしっかりと見て、判断することが大切です。したがって、判断材料となる情報がどの程度公開されているかが大きなポイントになります。
クリアルでは、物件の所在地や立地環境はもちろん、イラスト、画像、動画なども用いて、多くの情報をくわしくわかりやすいように開示しています。案件に関する公開情報の質・量ともに、クラウドファンディング業界の中ではトップクラスと言えます。
② 堅実さで投資家が安心できる
横田社長は、「想定利回りを一般的な不動産の利回りと同等の4~5%に設定することでリスクを低減させている。」と発言しています。
クラウドファンディングの中には、10%超の高利回りの商品を提供しているサービスもあります。しかし、投資商品ではリターンが高ければリスクも高くなるということを知っていますか?
クリアルは、リターンの高い商品は避けて、適正な利回りでリスクの低い商品を提供しようとしています。実際これまでの案件の想定利回りを見てみると、4%前後が中心となっています。
クリアルは、堅実な商品で安全に運営することが、投資家にとって最大のメリットと考えています。会社のこのような姿勢は、投資家に安心感を与えてくれます。
③ 人気が高く応募が殺到
クリアルはクラウドファンディング業界の中でも人気が高いサービスのひとつです。
募集規模が小さめであることも原因のひとつと考えられますが、募集を行なっても、ほんのわずかな時間で募集金額に達してしまいます。そのため、応募のときにサイトにアクセスできない投資家が大勢いるようです。
クリアルの人気が高いことを表わしていますが、投資家にとって応募したいけれどできないということは悩みの種でもあります。
クリアルの評判・口コミ
クリアルを利用している方は実際にどのような印象をもっているのでしょうか?
クリアルの利用を検討している方やクリアルの評判が気になる方は、今後投資を行なう際に参考にしてください。
よい口コミ① 少額で不動産投資ができる
不動産投資と聞くと、多くのお金が必要になるので手をだしにくいと感じるのではないでしょうか?しかし、クリアルではわずか1万円から投資をすることができます。不動産投資に興味はあるけれど資金が不足している方や知識が少なくて不安を感じる方からは、少額で気軽に投資ができるということで好評を得ています。
よい口コミ② 安定して分配金を受け取ることができる
クリアルでは、投資を行なった後に毎月分配金を受け取ることができる案件が中心となっています。他のクラウドファンディングでは、3ケ月毎や6ケ月毎など分配金を受け取るまでの間隔が長い案件もあります。クリアルでは毎月受け取ることができるので喜んでいる方が多いです。
よい口コミ③ 情報開示が優れており、投資の判断がしやすい
クリアルの案件に関する公開情報は質・量とも充実しており、クラウドファンディング業界ではトップクラスと言えます。情報が充実していることで、案件の透明性が高く、投資の可否の判断を的確に行なうことができます。不動産投資に不安を感じる方からも投資の判断がしやすいと好評を得ています。
悪い口コミ① クラウドファンディングの実績がまだ少ない
クリアルはリスクの少ない商品を提供し人気があります。また、運営会社も不動産会社として豊富な実績があり、信用度が高いです。しかし、クリアルは2018年11月にサービスを開始したところであり、まだ歴史が浅いです。そのため、実績が少ないことに対して不安を感じている方が見受けられます。
悪い口コミ② 不動産市況の影響を受ける
クリアルは不動産に特化したクラウドファンディングです。したがって、不動産市況の良し悪しに影響を受けます。市況が良いときは問題ありませんが、市況が悪くなると賃料や物件の価値が下落して、利回りや元本に悪影響を与える恐れがあります。一部の方には不動産の市況を気にしているようすが見受けられます。
クリアルのメリット
クリアルの主なメリットを3つ説明します。
- 運営会社が不動産投資のエキスパート
- リスクを低減するしくみ
- 案件が幅広く、キャンペーンや特典がある
それぞれのメリットについて見ていきましょう。
① 運営会社が不動産投資のエキスパート
クラウドファンディングの商品はすべてリスクがあります。投資家としては損失が発生することを避けたいので、商品の安全度を評価できればうれしいです。
株式会社ブリッジ・シー・キャピタルには、300億円規模の不動産投資を行なっている実績があります。クラウドファンディングの運営会社の中でも、信用度はトップクラスです。これまでの豊富な経験やノウハウをもとに案件を厳選しています。
したがって、クリアルが提供する商品は、リスクが低く安全度が高いと評価できるでしょう。
② リスクを低減するしくみ
1.優先劣後方式の採用
優先劣後方式とは、不動産事業で損失が発生した場合に、運営会社が損失の一部を支払うという方式です。
クリアルでは、投資家から集めたお金をもとに不動産事業を行ないますが、運用会社も投資家と同様に出資をします。仮に損失が発生した場合には、投資家の出資金ではなく、先に運営会社の出資金から支払われます。したがって、損失額が運営会社の出資金より少なければ、投資家は損失を受けないことになります。
尚、運営会社の出資金の割合は案件により違いますが、これまでは全出資金の10~20%ぐらいとなっています。
クリアルは、投資家を保護するために、優先劣後方式を採用してリスクを低減させています。
2.子会社とのマスターリース契約
不動産事業では、物件の賃借人が、何らかの理由で、賃料の支払いが遅れたり、支払いができなくなることがあります。その結果、賃料収入が減少し、投資家に分配金を支払うことができなくなる恐れがあります。
クリアルでは、このような事態に備えて、運営会社の子会社とマスターリース契約を結んでいます。
マスターリース契約とは、物件の賃貸に際して、まず建物を一括して別の会社などと賃貸契約を結び、その会社が実際の賃借人との間で賃貸を行なうことを言います。
クリアルでは、運営会社のブリッジ・シー・キャピタルが、子会社の株式会社ブリッジ・シー・エステートとマスターリース契約を結んでいます。この契約により、実際の賃借人が賃料の支払いができなくなっても、子会社がその代わりに支払うため投資家には影響を与えません。
クリアルでは、マスターリース契約を結ぶことにより、安定した分配金を支払うことができるようにしています。
③ 案件が幅広く、キャンペーンや特典がある
個人が行なう一般の不動産投資では、マンション、アパート、一戸建てなどの住居を連想します。一方、クリアルでは、住居だけでなく、ホテル、保育園・学校、レジャー施設なども対象として、幅広く案件を提供しています。
また、募集のときに、キャンペーンを実施したり、優待を付与してくれることがあります。
これまで実施されたキャンペーンや優待の一部を紹介します。
- CREALオープニングキャンペーン (投資額に応じて1~2%を現金還元)
- さくらさく春の投資家キャンペーン (新規登録で1,000円をプレゼント)
- 新規の登録及び投資に対して抽選で200名にホテル無料宿泊券をプレゼント
- 投資額に応じてホテルの利用料の10~50%を割引
新規に投資家登録を行なったり、実際に投資をすることで、分配金以外に様々な特典を得ることができます。わくわく感が起きて、さっそく投資を始めようという気持ちになり、投資に楽しさを与えてくれるのでうれしいです。
クリアルのデメリット
クリアルの主なデメリットを3つ説明します。
- 元本割れのリスクがある
- 利回りが低めで物足りない
- 投資をしたいけれどできない
それぞれのデメリットについて見ていきましょう。
① 元本割れのリスクがある
クラウドファンディングで最も気になることは、投資したお金が間違いなく戻ってくるのかどうかということではないでしょうか?
不動産投資型クラウドファンディングでは、投資したお金の一部または全額が戻ってこない恐れがあります。
主に次のようなケースで発生します。
- 運営会社が物件を売ったときの価格が購入した価格よりも安い
- 物件の賃借人が賃料を払うことができない
- 物件の賃借人がみつからない
仮に元本割れが発生したときは、運営会社が代わりになって投資家にお金を返すということはありません。したがって、投資家は損失を受ける恐れがあります。
クリアルでは過去に元本割れは一度も発生していません。しかし、あくまでも過去の実績であり、今後発生しないということではありません。
投資商品である以上必ずリスクは付いて回るということを理解しておきましょう。
② 利回りが低めで物足りない
クラウドファンディングの商品は、一般的に、ミドルリスク・ミドルリターンと言われています。
クリアルが提供する商品の利回りは4%前後が中心となっています。しかし、不動産専門の融資型クラウドファンディングでは、Pocket Fundingは5%前後が多く、LENDEXは10%超の高利回りの商品も提供しています。
大きなリターンを求める方にとっては、クリアルの利回りは物足りなさを感じるでしょう。したがって、もっと高い利回りを求めている方は他の商品を選んだほうがよいと言えます。
③ 投資をしたいけれどできない
クリアルの募集は、頻度が月に1回、件数が1件、金額が千万円単位の小型案件が中心です。クリアルよりも募集規模が大きいサービスが複数あることを考えると、見劣りがして寂しい感じがします。
それにもかかわらず、人気が高いため、応募が殺到して投資ができない方が大勢います。
もし投資ができないことにストレスを感じるようであれば、投資がしやすい他の商品を選んだほうがよいです。
よくある質問
クリアルに関してよくある質問と回答を3つ説明します。
【質問1】運営会社が倒産したらどうなりますか?
各案件の不動産物件は運営会社が保有する他の資産とあわせて破産手続の中で処理されます。破産手続きの結果で得られた金額を投資家に分配することになるため、場合によっては元本割れが発生する恐れがあります。
【質問2】出資金の元本は保証されますか?
出資金の元本は保証されません。出資法により元本保証は禁止されています。尚、クリアルでは、優先劣後方式の採用により、出資金の元本割れのリスクを極力低減させています。但し、この方式でカバーできないような損失が発生した場合には、元本割れが発生する恐れがあります。
【質問3】出資金や分配金はどのようにして支払われますか?
出資金は、分配金の最終支払日に、分配金といっしょにお客様専用の口座に振り込まれます。また、分配金は原則毎月末日にお客様専用の口座に振り込まれます。尚、分配金は運用開始月の翌月からの支払いとなります。
まとめ
クリアルの特徴、メリット・デメリットなどを説明してきましたが、クリアルがおすすめかどうかということが最も気になります。
結論としては、クリアルは、運営会社の信用度が高く、商品のリスクが低いことから、おすすめと言えます。
特に、以下のような方にはおすすめです。
- 手軽に少額で不動産投資を始めたい方
- 毎月安定して分配金を受け取りたい方
- リスクが少なく安全度の高い投資をしたい方
ただし、人気が高いため、小型案件の場合は投資ができないときがあります。不定期で提供される募集金額が大きい大型案件の時は比較的投資がしやすいので狙い目と言えます。
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