・南アフリカランドのおすすめレバレッジは何倍なんだろう?
・期待収益、年利はどの程度なんだろう?
・ロスカットリスクは最小化したいなあ・・・
こういった疑問にお答えしていきます。
政策金利の高さから、スワップポイント投資対象として人気の高い南アフリカランド。
ただし、レバレッッジが高すぎると、ロスカットリスクが高まり危険です。
一方、適正なレバレッジで運用することで、リスクを極力抑えて、リターンを最大化できます。
結論、おすすめレバレッジは3倍です!
*理由は後述しますね。
私自身も南アフリカランド円スワップ投資をしており、スワップのみで想定年利33.55%(レバレッジ4〜5倍程度)の運用を実現しています。
*おすすめはレバレッジ3倍ですが、万が一のための追加原資を用意した上で、少しリスクある運用をしています。
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本記事では、南アフリカランドのおすすめレバレッジ、レバレッジ毎の想定年利(収益シミュレーション)、適正レバレッジの決定手順を解説します。
それでは、いってみましょう。
▼スワップポイント投資についてはこちらの記事で解説しています。
>> スワップポイントとは?メリット・デメリットを分かりやすく解説
- 南アフリカランド取引のおすすめレバレッジ
- レバレッジ毎の想定利回り、ロスカットライン
- 適正レバレッジの決定手順
南アフリカランド投資なら、スワップポイントの高い LIGHT FX がオススメです!
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目次
南アフリカランドのおすすめレバレッジは3倍!
南アフリカランド1万通貨を購入する場合の、レバレッジ毎 必要資金・想定利回り 比較を見てみましょう。
↓横スクロールできます(特にスマホの方)↓
レバレッジ | 想定利回り(年間) | ロスカットライン | 必要資金 | オススメ度 |
1倍 | 7.3% | 0円 | 75,000円 | |
2倍 | 14.6% | 3.907円 | 37,500円 | |
3倍 | 21.9% | 5.209円 | 25,000円 | |
4倍 | 29.2% | 5.860円 | 18,750円 | |
5倍 | 36.5% | 6.250円 | 15,000円 |
南アフリカランド円レート=7.5円 1万通貨あたり年間スワップポイント=5,475円(15円×365日)
おすすめレバレッジは3倍です!
レバレッジ3倍でスワップポイントのみで想定年利21.9%が期待できます。
3倍がおすすめの理由は、過去最安値(6.314円)よりマイナス1円強下がってもロスカットされないためです。
南アフリカランドのチャートがこちらです。
2016年6月に史上最安値(6.314円)を付けました。
過去10年で見ると、南アフリカランドは下がり続けていますが、もう少し短い期間(約3年)で見てみましょう。
過去3年で見ると、最高値9.285円、最安値6.314円となっており、概ね7〜9円間のレンジ相場となっています。
価格が下落し続けると、スワップポイントは得られるものの、含み損益が拡大してしまうため、スワップ投資としてはリスクが高まります。
その点、南アフリカランド円はチャートのとおり、安定したレンジ相場となっており、スワップ投資に非常に向いています。
続いて、レバレッジ毎の想定利回り・ロスカットラインを見ていきましょう。
レバレッジ毎の想定利回り・ロスカットライン
レバレッジ 5倍
おすすめ度 | |
---|---|
レバレッジ | 5倍 |
スワップポイント(年間) | 5,475円 |
南アフリカランドレート | 7.5円 |
想定利回り(年間) | 36.5% |
ロスカットライン | 6.250円 |
必要資金 | 15,000円 |
レバレッジ5倍で運用した場合、
ロスカットライン(6.250円)と史上最安値(6.314円)の差分は0.064円です。
レバレッジ 4倍
おすすめ度 | |
---|---|
レバレッジ | 4倍 |
スワップポイント(年間) | 5,475円 |
南アフリカランドレート | 7.5円 |
想定利回り(年間) | 29.2% |
ロスカットライン | 5.860円 |
必要資金 | 18,750円 |
レバレッジ4倍で運用した場合、
ロスカットライン(5.860円)と史上最安値(6.314円)の差分は0.454円です。
私は万が一の時に追加投資する前提で、少しリスクを取って、レバレッジ4倍で運用しています。
レバレッジ 3倍
おすすめ度 | |
---|---|
レバレッジ | 3倍 |
スワップポイント(年間) | 5,475円 |
南アフリカランドレート | 7.5円 |
想定利回り(年間) | 21.9% |
ロスカットライン | 5.209円 |
必要資金 | 25,000円 |
レバレッジ3倍で運用した場合、
ロスカットライン(5.209円)と史上最安値(6.314円)の差分は1.105円です。
レバレッジ 2倍
おすすめ度 | |
---|---|
レバレッジ | 2倍 |
スワップポイント(年間) | 5,475円 |
南アフリカランドレート | 7.5円 |
想定利回り(年間) | 14.6% |
ロスカットライン | 3.907円 |
必要資金 | 37,500円 |
レバレッジ2倍で運用した場合、
ロスカットライン(3.907円)と史上最安値(6.314円)の差分は2.407円です。
レバレッジ 1倍
おすすめ度 | |
---|---|
レバレッジ | 1倍 |
スワップポイント(年間) | 5,475円 |
南アフリカランドレート | 7.5円 |
想定利回り(年間) | 7.3% |
ロスカットライン | 0円 |
必要資金 | 75,000円 |
レバレッジ1倍で運用した場合、
ロスカットライン(0円)と史上最安値(6.314円)の差分は6.314円です。
含み損を抱えるリスクはありますが、レバレッジ1倍だとロスカットリスクは0になるので、銀行より全然利回りのいい場所に預けるという選択肢としてもありです。
適正レバレッジの決定手順
ここでいう適正レバレッジは、リスクを極力抑えて、リターンを最大化できるレバレッジのことです。
適正レバレッジの決定手順は以下のとおりです。
①. 過去最安値を確認
②. 現在価格と過去最安値の値幅を確認
③. ②の下落があってもロスカットされないレバレッジを選定
上記に加えて、南アフリカランドの今後の見通しから、現在価格が高いのか?安いのか?を踏まえて、購入通貨量を決めましょう。
一つずつ見ていきましょう。
①. 過去最安値を確認
先ほどもご紹介しましたが、史上最安値は6.314円(2016/6)です。
未来の相場を確実に当てることは誰にもできません。
ただし、過去の相場を知ることで、投資を行う上でのヒントになります。
レンジ相場となっている通貨であれば、より過去最安値や最高値は参考になります。
南アフリカランドの場合は、過去3年で見るとレンジ相場となっています(以下のとおり)
②. 現在価格と過去最安値の値幅を確認
・現在価格:7.5円(2019/7時点)
・過去最安値:6.314円
個人的には、過去最安値から1円以上下がってもロスカットされないレバレッジが比較的安全だと考えています。
③. ②の下落があってもロスカットされないレバレッジを選定
レバレッジ毎のロスカットラインを見てみましょう。
↓横スクロールできます(特にスマホの方)↓
レバレッジ | 想定利回り(年間) | ロスカットライン | 必要資金 | オススメ度 |
1倍 | 7.3% | 0円 | 75,000円 | |
2倍 | 14.6% | 3.907円 | 37,500円 | |
3倍 | 21.9% | 5.209円 | 25,000円 | |
4倍 | 29.2% | 5.860円 | 18,750円 | |
5倍 | 36.5% | 6.250円 | 15,000円 |
南アフリカランド円レート=7.5円 1万通貨あたり年間スワップポイント=5,475円(15円×365日)
レバレッジ3倍の場合のロスカットラインは5.209円です。
過去最安値(6.314円)との差分は、1.105円です。
続いて、南アフリカランドの今後の見通しを見てみましょう。
今後の見通し
南アフリカランド円の今後の見通しはどうなるでしょうか?
上昇要因・下落要因に分けて見ていきましょう。
上昇要因
上昇要因は以下のとおりです。
米国の利下げ
国内景気回復期待
米国の利下げ
2015年12月から断続的に利上げを行ってきた米国ですが、2019年7月に10年半ぶりに利下げを行いました。
今回の利下げは、景気の下振れリスクに対する予防的利下げとなります。
米国の足元の景気は拡大局面が戦後最長の11年目に突入し、雇用も消費も底堅い状態です。
一方で、米中貿易戦争を背景に、企業投資には減速懸念が拡がっており、景気落ち込みに対して先手を打ったと言えます。
FRB(アメリカ連邦準備制度理事会)のパウエル議長は今後利下げを継続的に実施することは名言していません。
米国利下げは、新興国に通貨が流れる要因になるため、今後継続的な利下げが実施されるかどうかが、南アフリカランド円にとって重要になりそうです。
国内景気回復期待
南アフリカランド経済は、GDP成長率が2四半期連続で前年比マイナス成長をしており、現時点で良いとは言えません。
そこで、金融緩和策として、2019年7月に政策金利を0.25%引き下げました。
こちらを受けて、市場では景気回復期待が高まり、南アフリカランド円は底堅さを維持しました。
また、南アフリカ政府も、「政策の軸足を経済支援にシフトすることで、次は政府が利下げ効果を高める役割を果たす必要がある」とのメッセージを発しています。
今後の国内経済状況次第で、南アフリカランド円の上昇も見込めると考えます。
下落要因
下落要因は以下のとおりです。
米中貿易摩擦問題
国内経済動向
米中貿易摩擦問題
なかなか前に進まない米中貿易摩擦問題です。
2019年8月2日にトランプ大統領が、2019年9月1日から、3000億ドル分の中国製品に10%の追加関税を課す考えを明らかにし、米中貿易摩擦再燃への懸念が再燃しました。
引き続き、米中貿易摩擦問題の進捗からは目が離せません。
国内経済動向
上昇要因に記載もしたように、今後の国内経済状況が為替に影響を与えそうです。
一方で、現在のレートである7円近辺ほどで長らく停滞しているという事実から、ここが最安値に近いのでは?という見方もできます。
米中貿易摩擦や他新興国通貨暴落等の外部要因で、一時的に下落する可能性はありますが、底堅さは維持できる可能性が考えられます。
【予測】短期的な南アフリカランドの見通し
短期的には、大きな上昇は見込みにくいと考えられます。
米国の利下げは南アフリカランド円の上昇に追い風となりそうですが、米中貿易摩擦問題といったリスクを考慮すると、大きな上昇は見込みにくいと考えます。
レンジとしては、6.8円〜8.2円辺りの推移と予測します。
現状は7.0〜7.5円程度なので、非常に安値圏であると考えます。
【予測】長期的な南アフリカランドの見通し
長期的(10〜20年スパン)で考えると、上昇が見込めると考えています。
理由は、日本経済の低迷によって、円の価値が下がるためです。
日本経済の低迷要因は以下のとおりです。
少子高齢化
人口減少
労働生産力の低下
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【まとめ】南アフリカランド レバレッジ
・南アフリカランド取引のおすすめレバレッジは3倍!
・レバレッジ3倍での想定年利は21.9%!
・過去最安値よりマイナス1円強下がってもロスカットされない!
・南アフリカランドは短期的には大きな上昇は見込みづらい。
・ただし、ここ3年ほど、概ね7〜9円を行き来するレンジ相場である。
・レンジ相場のため、含み損を膨らむリスクは小さい。
・長期的には南アフリカランド自体の価格上昇の可能性あり!
・結論、スワップ投資に適した通貨であること間違いなし!
スワップ投資は早く始めた方がスワップポイントが貯まり続けるため、有利です。
また、貯まったスワップポイントを追加原資として継続的に積立投資を行うことで、複利効果が働き、数年後の資産が大きく変わってきます。
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